近年、ChatGPTを代表やStable Diffusionなどの生成系AIが注目を集めています。生成AIを使用していると、よく目にする「Hugging Face」というサイト。そこで、本記事では、Hugging Faceの概要や、近年なぜ注目されているのか、登録しておかないと困る理由、登録方法までを完全解説します。
概要
Hugging Faceとは何なのか?
・最先端の生成AIを誰でも手軽に体験・活用できるプラットフォーム
・生成AIの研究者にとっても、作成したAIモデルの共有と評価・改良のために役立つ
Hugging FaceのURL


設立と事業方針
・Hugging Face(ハギングフェイス)は2016年にアメリカで設立された企業。
・当初は10代向けのチャットボットアプリを開発。
・その後、機械学習技術の民主化を目指す事業方針に変更。
現在の主な活動
・機械学習モデルやデータセットの共有・公開プラットフォーム「Hugging Face Hub」を提供。
・自然言語処理向けライブラリ「Transformers」などを提供。
・2023年に大手IT企業から370億円以上の資金調達を実施し、評価額は7,000億円に達成。
提供しているサービス
Hugging Face Hub
・機械学習モデルやデータセットをホスト・公開・共有できるプラットフォーム。
・モデルの異なるバージョン管理機能があり、GitHubのような役割を果たす。
・ブラウザ上でモデルを実行できるデモ環境も提供。
オープンソースライブラリ
・Transformersライブラリ:
BERTやGPTなどの最先端自然言語処理モデルを簡単に利用可能です。また、ライブラリはHugging Face社のエンジニアが開発・メンテナンスし、GitHubで外部貢献も受け入れています。
・Diffusersライブラリ: 潜在拡散モデル(Latent Diffusion Models)を扱い、テキスト・画像生成モデルを簡単に利用可能です。Transformersと同様、Hugging Face社のエンジニアが開発・メンテナンスし、外部貢献も受け入れています。
・Gradioライブラリ: 機械学習モデルのデモアプリを簡単に作成できるライブラリ。元々は個人開発者が作成、2022年にHugging Face社が開発者を雇用し、同社の一部となりました。
生成AIでよく利用される理由
最新の生成AIモデルの公開・共有
・Hugging Faceは最新の生成AIモデルが公開・共有される主要な場所。
・新しいモデルが発表されるとHugging Face上でデモが公開され、実際に試すことが可能。
ライブラリの活用
・Transformersなどのライブラリを通じて最先端のAIモデルを簡単に利用可能。
・ 必要なモデルやデータセットを入手し、提供されているサンプルコードを実行するだけで生成AIを活用できる。
生成AI利用者がHuggingFaceに登録しておかないと困る主な理由
モデルの利用制限
登録なしでは、多くの高性能なモデルやデータセットへのアクセスが制限されることが多いです。一方で、登録ユーザーは、これらのリソースを自由に利用可能です。
APIキーの取得
多くの機能を利用するためにはAPIキーが必要です。しかし、APIキーは登録ユーザーに対して発行されるため、登録なしではこれらの機能を利用できません。
登録方法
まとめ

✔ まとめ
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Hugging Faceは、生成AIの分野で欠かせないプラットフォームとなっています。
最新モデルの公開・共有の場であると同時に、それらを手軽に利用するための環境も整っているため、多くのユーザーに活用されているのです。そのため、今後もAI分野の発展とともに、Hugging Faceの重要性はさらに高まっていくでしょう。
生成AIに興味のある方、これから本格的に活用していきたいと思っている方は、ぜひ登録してみてください。
情報メディア学修士, 応用情報技術者
Wikipedia国際会議, 人工知能学会, 情報処理学会, 自然言語処理学会, 人文科学とコンピューターシンポジウムへのへの論文寄稿および受賞歴あり。扱ったことのあるプログラミング言語は、C, C++, COBOL, アセンブリ言語, Pascal, Java, Python, JavaScript等。特に言語に依存することなく必要に応じて使用します。


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